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2012.09.27
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生きるための家
営業事務の桐谷です。
先日、東京都美術館で
「Arts&Life生きるための家」展を
見てきました。
急に思い立って、カメラも携帯も
持たずに出かけてしまったので、
せっかく撮影OKな企画展だった
にもかかわらず、詳しい紹介も
できませんが、立体模型がたくさん
あって、まあまあ面白かったです。
まあまあ、という上から目線の表現
・・・偉そうですね。
でも、テーマが「生きるための家」ということでしたので、もっと現実的なものや、
本質的なものを突き詰めた提案を期待して行ったところ、かなり奇抜なものや、
震災の影響なのか一家族というより地域のコミュニケーションを重視した作品が
多く、自分が住んでみたいと思うものは少なかったです。
その中で、一番気になったのは、やはり大賞に選ばれた作品。
「家族の生きるための家-大柱と屋根のつくる、住むための濃度-」
と題されたこの建物は柱や床が斜めになっていて、それによって生まれる
空間構成がとても面白いなと感じました。斜めといっても、ダイニングや寝室は
水平の床になっていて、傾斜があるのはリビングやベランダなどでした。
微妙な傾きは三半規管に影響して気分が悪くなるようですが、はっきりとした
傾きは、どうなんでしょう?堤防の法面に寝転ぶ感じ?リビングだとTVなんかも見易く
なるのかなあ。収納の出し入れはどうだろう。家の中で足腰も鍛えられそう。
などといろんな妄想が膨らみました。
生きるための家・・・若い建築家さんたちの思想を垣間見つつ、
私だったら、何が大事かを考えました。
開催期日は9/30迄なのでご興味のある方はすぐ行ってみください。