2代目を目指し日々勉強中です。 建築の勉強を一から始めるので、お客様目線で感じた事、気付いた事をつづっていきます。

2015/9/15 現場案内

15日(火)マルサ工業の佐藤専務が鹿児島からお見えになり、先日見学会を行ったお宅の現場案内をしました!

間取りや外壁を使った内装などに驚いていました。

中でもお気に入りは和室だったそうです。

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マルサ工業さんは定期的にこのように全国にある樅の木を扱っている会社さんを訪問して各社の現場を確認します。

床材に使われている樅の木には木材が持つ【節】があるものは極力使わない、使うとしても【節】が目立ちにくいものを使用します。

【節】があるものはあまり人が見る事がない、押入れ等に使用します。

「【節】があるのが好き!」という方もいますが、「出来れば無い方が良い」という方もいます。

小さい子は【節】が目玉に見えるという子もいるそうです。

マルサ工業とグリーンワールドの考えでは後者の方と同じ考えです。

人工的に木を育成して柱等に使う部分だけ無節にする?という育成方法もあるようです。

マルサ工業の樅の木はドイツのシュバルツバルトという森から運ばれてきます。

もちろん、人工的に育成した木ではなく全て天然更新(木から種が落ちて自然に芽が出て大きくなる事)された木です。

自然界の厳しい環境を耐えて育った樹齢150年~250年の立ち木のみがマルサ工業の樅の木として出荷されます。

人工的に育成した木材から無節の部分のみを使う事は簡単かもしれませんが、自然に育った木からは柾目で無節の部分となると、ごく少量しか取る事が出来ません。

それだけ、手間暇などをかけた貴重な材なので扱う工務店が中途半端な考えを持って樅の木を扱ってしまうと樅の木の家を建てていただいたお施主様にご迷惑がかかる他、「樅の木=悪い材」という風評被害になりかねないので樅の木を扱う工務店は知識と理解が求められます。

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